孔明の罠ッッ！

陳舜臣先生『諸葛孔明』より、諸葛孔明、徐元直、劉琦、孫仲謀。

拍手ぽち押し、有難うございます！

『諸葛孔明』、かなり面白いです～!!
『秘本三国志』も借りちゃいました♪
途中のイラストがあるのですが、描きたかったのでこちらから♪

発明好きの妻・黄綬(色黒で長身だけど可愛いそうです)を大切にし、
幼い頃に見た徐州での大虐殺に心を痛め、
平和を、大人物による天下統一を、誰よりも願う孔明。
神がかった知略で敵を次々と攻め落とすとか
様々な作品ですんごいイメージがついた彼ですが、
この作品では、ちょっとクールだけど比較的温和で静かで優しい
普通の人(頭は超優秀ですが)なイメージです^^*

友人である、徐庶や龐統との関係もいいなあ(´ω｀*)
徐庶との別れのシーンはなかなか泣けますTT
…徐庶さん小男かあ…いかんすっげえ萌えるんですけどっ!?

劉琦くんがなかなか意外キャラでした！
孔明の助言によって江夏太守となり、兵を得、事実上の力を持った劉琦。
弟・劉琮からの使者が持参した侯爵の印綬を見るなり、使者を一喝し、
印綬を地面に叩きつけて足で踏みにじって唾を吐きかけましたΣ(゜∀゜;)
「おまえを荊州のあるじと認めぬ！」というその態度、かっけえええ！

孫権との単独召見もなかなか見もの。
呉の和平派との論戦前に、どうしたら効果的か、
事細かに語り合う二人がなんだか笑えますｗ
あれが全て二人による狂言回しかと思うと味わいが変わってきました♪

まだ半分しか読めてないのですが、描きたい＆語りたいシーンがいろいろ～ｖ
…ところで、先生まだご健在でいらっしゃるんですね…嬉しいですｖ